ホテル「スリースター」は新宿の歌舞伎町の繁華街で高級ビジネス客向けに営業している露天風呂やレストランやカフェもあるホテルである。
しかし、オープン2年目くらいから次第にヤクザやちんぴらの待ち合わせ場所に利用されはじめ、知らずに利用するビジネス客は怖がってリピートすることが無くなり客足が減っていた。
「もしもしー!おい!ホテルスリースターのよ、バーあんべ?バーだよ、バー、バーだよ!『ジャックナイフ』だよ。そこで待ってろや!俺はよ、露天風呂の『男前』にはいってっからよ。なにー!腹減っただとー!てっめー、ふざけたことぬかすんじゃねーぞ、こら!じゃよ、和食処の『司牡丹』でなんか食ってろ!」
こんな感じでフルにヤクザに活用されているのだった。
オーナーの三星光はこのままでは死活問題だといろいろ対策を考えてはみるものの効果はなく、ほとほと困っていた。
「警察上がりのコンサルタントは全然役に立たないなあ。こうなったら、敵を知る者で無ければだめだ。」
三星は、元ヤクザで今は暴対法コンサルタントの矢田満に依頼してリニューアルを決行した。
矢田コンサルタントの考えたリニューアルとは、、、まったく思いもつかないものだった。
三星は大喜びだった。
思わず叫んだ。
「やったー!やったー!やったーマン!」
矢田満の考えた対策は次のとおりである。
まず、ホテル名を「スリースター」から「プリンセスルンルン」に変えた。
さらに最上階にある露天風呂の名前は男湯は「足洗」女湯は「バブバブ」
フレンチレストラン の名前は「フレンチカンカン」
和食お食事処 の名前は 「堅木」
カクテルバー はその名も「いないいないバー」
ヤクザさんは恥ずかしくて来れなくなった(^^)
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槙島源太郎
作家兼発行人
年齢、住所不詳。謎に包まれるユーモア小説作家、槙島源太郎が贈る笑いの数々。
ビジネス書の作家としても活躍中。
現在まあまあ週に一度のリリースを目指して書き続けている。
夢は世界を笑いに包み、平和を取り戻す脚本家兼映画監督。
しかし、オープン2年目くらいから次第にヤクザやちんぴらの待ち合わせ場所に利用されはじめ、知らずに利用するビジネス客は怖がってリピートすることが無くなり客足が減っていた。
「もしもしー!おい!ホテルスリースターのよ、バーあんべ?バーだよ、バー、バーだよ!『ジャックナイフ』だよ。そこで待ってろや!俺はよ、露天風呂の『男前』にはいってっからよ。なにー!腹減っただとー!てっめー、ふざけたことぬかすんじゃねーぞ、こら!じゃよ、和食処の『司牡丹』でなんか食ってろ!」
こんな感じでフルにヤクザに活用されているのだった。
オーナーの三星光はこのままでは死活問題だといろいろ対策を考えてはみるものの効果はなく、ほとほと困っていた。
「警察上がりのコンサルタントは全然役に立たないなあ。こうなったら、敵を知る者で無ければだめだ。」
三星は、元ヤクザで今は暴対法コンサルタントの矢田満に依頼してリニューアルを決行した。
矢田コンサルタントの考えたリニューアルとは、、、まったく思いもつかないものだった。
三星は大喜びだった。
思わず叫んだ。
「やったー!やったー!やったーマン!」
矢田満の考えた対策は次のとおりである。
まず、ホテル名を「スリースター」から「プリンセスルンルン」に変えた。
さらに最上階にある露天風呂の名前は男湯は「足洗」女湯は「バブバブ」
フレンチレストラン の名前は「フレンチカンカン」
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